建売物件は値引き交渉ができる?可否や注意点を把握してスムーズな購入を
今回は、建売住宅の購入を検討している人に向けて、建売物件での値引き交渉についてフォーカスします。
一生のうちでも大きな買い物になるマイホーム。
ほとんどの家庭でローンを組むことになるため、少しでもお得に購入できたら嬉しいですよね。
値引き交渉のタイミングや注意点を把握して、購入時の参考にしてみてください。
建売物件の値引き交渉は可能なの?相談する際のタイミングもチェック
結論からいうと、建売物件の値引き交渉は可能です。
ただし、タイミングによります。
では、どのようなタイミングなら実行できるのかみていきましょう。
建売住宅は完成する前から販売が開始されますが、立地のよいエリアなど、人気の物件は更地の状態でもすぐに完売することが予想されます。
完成直後も、実際の物件をみて気に入った人が申し込みをするため、交渉がしにくいタイミングだといえるでしょう。
そのため、値引き交渉がスムーズにすすめやすいタイミングは、売主が売却を急いでいるケースや完成してから時間がたっているケースです。
物件の状況や売主の考えにもよるため、一概にはいえませんが、上記のケースだと交渉や相談の余地があるといえます。
申し込みのタイミングで購入意欲をみせるのと同時に相談をしてみると、スムーズにすすむ可能性が高くなりますよ。
建売物件において値引き交渉をするときの注意点とは?
続いて、値引き交渉をする際の注意点についてチェックしていきます。
先述したように、建売購入時の値引き交渉は物件の状況や売主の考えによるところもあるため、基本的には受け付けていません。
このことを前提として、大きな値引きは難しいと認識しておきましょう。
そのため、値引きを受けたのに購入しないのはマナー違反です。
購入する意思がある場合のみ、値引きについて相談をしてみてくださいね。
値引きをするにしても、収支計算をしなおしたり、りん議を作成したりと手間がかかるものです。
担当者だけで決められない部分もあり、会社全体で動くことになるため、交渉をするかどうかは慎重に決断しましょう。
また、建売物件の値引き交渉をしている最中に、正規価格で購入したいという買主が現れる可能性もあります。
このような場合、該当の建売物件が購入できなくなるリスクもあるので、注意が必要です。
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