購入するなら学校近くの新築住宅がいい?メリットやデメリットとは
新築で家の購入を考えるとき、どのエリアに建てるかは悩むポイントではないでしょうか。
駅に近ければ通勤が楽ですが、子どもの立場で考えると学校の近くが良いでしょう。
今回はそんな新築住宅の購入を検討している人に向けて、学校が近い物件のメリットやデメリットを紹介します。
学校近くの新築住宅のメリット・防犯面や交友関係など
まずは学校近くに住宅を購入するメリットを3つ紹介します。
防犯面で安心
学校が近いと登下校の時間が短くなります。
子どもが誘拐や痴漢などの犯罪に巻き込まれるのは登下校の時間帯がほとんどなので、この時間が短くなることは防犯面で安心と言えます。
子どもの交友関係が広がる
学校と家が近いと学校帰りに子どもの友人が遊びに来ることが増える可能性があります。
子ども同士の交友関係を深めるためには学校以外での遊び時間も重要で、家が近いゆえにその時間が増えることは、子どもにとって大きなメリットです。
ただしこれが毎日続く可能性もあるので、迎え入れる親はある程度準備しておいたほうがよいでしょう。
学校行事に行きやすい
これは家族側のメリットですが、参観日や運動会など、学校行事に参加しやすくなります。
学校が遠いと往復だけで時間を取られますが、家から近いとすぐに行って帰ってこられることがメリットです。
特に親が共働きの場合など、時間に余裕を持って動けるのは良いことですよね。
学校近くの新築住宅を購入するデメリットとは
一方、学校近くに家を建てるデメリットも3つ、存在します。
運動不足になりがち
運動系のクラブや習い事をしない場合、運動時間は子どもにとって貴重な登下校となります。
その時間が短いと、当然ながら運動不足に陥ります。
子どもは身体的に発達途中のため、運動不足は大敵です。
家と学校が近い場合は、運動不足が解消できる習い事か何かをさせる必要があります。
騒音問題
学校が近いと、登下校中の子どもの声や授業時のチャイムが気になってしまうことがあります。
また、休日も部活動や行事などの音が聴こえるため、「閑静な住宅街で落ち着いて暮らしたい」人にとってはストレスが溜まるかもしれません。
家が通学路になっているかどうかなども関係するので、どれくらい音が聞こえるのか、購入前に調べておくことをおすすめします。
PTAなどの役員に選出されやすくなる
家が近いという理由だけで、PTA役員や行事の手伝いに声がかかる確率が上がります。
特に最近は共働きの夫婦も増えているので、仕事を理由に断りにくくなっているのが現状です。
他の保護者とコミュニケーションを取れるなどいい点もありますが、忙しい方だとデメリットかもしれませんね。