建売住宅の申し込みで2番手になってしまった!どうしたら優先的に購入できる?
建売住宅の購入に向けて商談を重ね、やっと申し込みをしたのに、ほかの購入希望者に先を越されて「2番手」になってしまった…。
このようなケースは珍しいことではありません。
では、なぜこんなことが起こるのでしょうか。
2番手になってしまう原因や、その後の対策についてご紹介しましょう。
なぜ申し込み2番手になってしまう?優先的に購入できる方法は?
売買の仲介について、不動産会社は売主から直接売却依頼を受けていない他社の物件でも取り扱うことができます。
したがって、今商談をすすめている物件を他社で商談中のこともあり、そのうちの1人が「購入申込書」を出せば、その人が1番手になるわけです。
「そんなことをいっても今朝まではあったじゃないか」と、思う方もいらっしゃるでしょう。
実際には 売主直の不動産会社以外は、その物件の商談状況を把握するのにタイムラグが出てしまうため、そこはご了承いただくほかない場合もございます。
では、どうしてもその物件がほしい場合、優先的に購入する方法はないのでしょうか。
難しいですが、可能性はゼロではありません。
売主によっては、「申し込み順ではなく、早く売買契約ができる買主を優先する」ケースもあります。
「すぐにでも契約できる」「お金の準備ができている」など、契約手続きのスケジュールが早くてしっかりした人を優先するということです。
例えば 大手の建売業者などは、ローンの事前審査が通ってないと申し込みを受け付けないなど、確実に契約に結び付く買主を優先する傾向があります。
申し込み2番手でも住宅が購入できる条件やポイント
基本的に購入するのは難しい2番手ですが、あきらめるしかないのでしょうか。
現実的にいうと、ほとんどのケースで1番手が予定通り契約となります。
しかし、1番手の方が「ローンが通らなかった」「事情で取りやめた」などの理由でキャンセルになることもあります。
確率は低いですが そのような場合、2番手の方に契約する権利がまわってくることになります。
2番手になってもやっておくべきこと
このようなケースに備え、2番手になってもやっておくことがあります。
住宅ローンの事前審査を通しておく
一般的には、事前審査が通ってないと契約まですすめません。
いい物件にめぐり合えたらいつでも買えるように、住宅ローンを利用する場合は事前審査を通しておきましょう。
スケジュール的にも余裕のある物件探しができるようになります。
また、「2番手になってしまったけど、その物件をどうしても買いたい」という場合は、1番手よりもいい条件で購入する交渉を売主業者にしてみるのも悪くないかもしれません。
たとえば、1番手が値引き交渉の上申し込んでいたら、値引きなしの価格で購入の意向を示すなど、確認してみてもよいでしょう。
ただし、先方の業者も信用を落とすようなことは避けたいので、難しいかもしれません。
まとめ
実際、2番手になった場合、購入の可能性は低いといえます。
購入するためには1番手になることが大切で、そのためには 多くの「情報収集」と「内覧」を重ねることです。
それにより、物件を見る目や相場観もついてきて、いい物件があったときタイムリーに判断できるようになります。
ちなみに、「現金で購入する」ことで1番手に上がることはありません。
現金購入もローンでの購入も売主には関係ないのです。
2番手になってしまったら、この際それ以上によい物件を探す意識を持つことも大切です。
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